【番組概要】血縁関係のない子どもを引き取り、実の親子になる「特別養子縁組」。 日本では今、 親を必要としながら児童施設に預けられている子どもが約5万人も存在しますが、 毎年たった500人程しか、この「特別養子縁組」の制度が成立していません。
不妊治療を経て、 子どもを授かることができなかった20代の夫婦が、 血の繋がりよりも子どもを得ることを優先し、この「特別養子縁組」を選択しました。 胸を張って自分の子どもと言えるのか、 まだ若いのにこの選択で本当に良かったのか・・・。 そんな葛藤する日々を過ごしながら、 生みの親から「子どもが産まれた」と連絡がありました。 新幹線を乗り継ぎながら、 産まれてきた赤ちゃんを迎えに行く夫婦。 やっとの思いで赤ちゃんを抱きかかえた夫婦の、 家族になっていく姿を追いかけました。
【プロデューサーコメント】
「特別養子縁組」という選択に、 早すぎることはないと感じさせられました。
子どもを想う純粋な気持ちや家族の大切さが、 若い20代の夫婦を通じて伝わる番組です。