とにかく、もう楽しくて、明るくて、面白い恋愛漫画の傑作である「イタズラなKiss」こと、イタKissをおすすめしたいです。
ドラマ化は日本のみならず、台湾、韓国、タイでも!アニメ化もされている作品です。
多田かおる先生の急逝により、連載は未完のまま終了したものの、今も多くの人に愛される名作だと思います。
多田かおる先生の一番の長期連載にて、代表作であり、遺作ともなりました。
ストーリーは、超・ドジな琴子の猪突猛進の恋のお話。
フラれても、フラれても、アタックし続けるそのバイタリティーと根性はもう「お見事!!!」という感じで、読んでいるこちらにも物凄いパワーをくれます。
そして、本当に面白いので、時々声を出して笑ってしまう位です。
高校一年生から大学生へ、看護学科編入から看護師へと、学生時代から社会人までの間が描かれており、色んな世代の女子が楽しめる作品だと思います。
で、胸キュンポイントなのですが、それはやはり、琴子の片思いのお相手からダンナ様になった、入江直樹くんです。
IQ200の超・天才的頭脳を持ち、顔良し、長身、スタイル良し、スポーツ万能、おもちゃメーカー・パンダイの社長の御曹司で、女子にモテモテ!
しかし、そんな完璧とも言える入江くんですが、これまた超のつく冷血漢でもあります。
クールというと聞こえが良いのですが、女子に物凄く冷たくて、平気でキツイ事を言っちゃうキャラクターなのです。
でもそこが、琴子と真逆のキャラクターであるところが良いんです。
最高なんです。
ドジでハチャメチャで猪突猛進の琴子にもう、さんざん振り回されている姿が何とも最高なんです。
そして、時折見せる本音の部分の顔が凄く良い。ツンデレ男子が好きな女子にはもうたまらないキャラクターです。
琴子の事が気になってき始めてから、時々その意思表示がさりげなくあるんですが、そのシーンにハマってしまいます。
普段冷たい人が、ほんの少し優しかったりすると、もうズキューン!ってなってしまいますよね?
まさにそれなのです。
普段冷たい分、ちょっとしたラブラブシーンがもう最高にドキドキになるのです。
特に夫婦になってから、お互いに医者と看護師になってからの時折あるラブラブなシーンには本当にハマってしまいます。
それに毎度、ライバルたちもキャラが濃くて最高です。
もう何度繰り返し読んでも飽きなくて、一度読みだすと最後まで読んでしまう位、お話が面白く、知ってる内容なのに続きが気になってしまいます。
悲しい時とかもこの漫画を読むと、一気に元気になったりします。
そんな名作です。