少子化が問題とは
ここ数十年、日本では少子化が問題視されています。
比例するように結婚率も低下現象です。
今回は少子化と結婚率低下のその理由を考えていきます。
1 都市部で勤務している労働者に余裕がない
東京の夜景は綺麗ですよね。裏を返せばそれだけ働いている人がいるということです。
それだけ都市部を筆頭に長時間働く人が多くいます。
働き方改革などもありますが、それでも20代後半から30代の結婚適齢期の世代ほど改革の感覚がないようです。
なぜなら結婚適齢期=働き盛りとも言えるからです。
リフレッシュの時間もない生活では『結婚』どころか『結婚相手』を探す暇も余裕もないのです。
これが少子化を助長する原因の1つとも言えます。
2 結婚に対する憧れがない
昔のように父親が大黒柱を担い、母親が父親に逆らわず家庭に尽くす、という時代ではなくなりました。
代わりに今までの家庭環境が変化し、片親や孤立した核家族、良好でない家庭環境で育った子供が多くなりました。
結果、『結婚』への憧れを持てなくなる人が多くなりました。
また、一人で生活することの楽さから抜け出せず、他人と共有できる余裕を持てる人が増えたとも考えられます。
3 結婚とは責任感?
私の経験ですが、私自身若いうちは色々なことに挑戦したいという考えが大きかったです。
それは良いことですが、それはまだ未熟で、自分のことしか考えられないのです。
誰かと人生を共にする責任感など全くありませんでした。
それは若いうちだけのわがままだと気付いたのは20代の後半でした。
結婚とは契約や縛りだと考える人もいますが、そうではなく、誰かを受け入れる『許し合い』だと私は考えます。
硬く考えず、大事だと考える人に出会ったら、その人のことを許せるか、許してもらえるかが重要なのではないでしょうか。