少子化の原因は結婚しない男性のせいという話はよく聞きます。
実際に男性が結婚したいという願望をもっていないから少子化が進んでいるのは間違いありません。
では何故昔の人は結婚して子供を産むのが当たり前という価値観を持っていたのかということです。
それは結婚するのが当たり前という世間からの外圧がとても高かったからです。
人口が多いのは現在40台の団塊ジュニアの世代までです。
しかしこの世代が就職した時期は就職氷河期だったので、経済的に恵まれている世代ではありません。
そのような状況ではさすがに結婚するのが当たり前という価値観を押し付けられる状況ではなくなったということです。
男性からすれば別に結婚するメリットというのは論理的にはありません。
別に結婚しなくても生きていくことはできます。
余計な苦労をすることがないのでメリットも大きいのです。
結婚しなければならないという外圧がないのなら、結婚しない男性が増え少子化が進むのも当たり前です。
もう普通に生きていれば普通に結婚できるという時代ではないのです。
今の時代に結婚するには女性が魅力的になるしかありません。
この人と結婚したいと積極的に思わせる魅力的な人間になるしかないのです。