結婚への意識が低くなる理由三選
その一つ目は、少子化時代は生まれてら周りに同じ年の子どもが少なく、コミュニケーション能力の発達を妨げていることが要因に挙げられます。
最近では、SNSがコミュニケーションツールとして発展しているため、対面での接触が少なくなってきています。
会うよりLINEで話しているほうが楽だし、スタンプもあって喜怒哀楽が表現しやすいからです。
寂しさを感じると、スマホひとつで解決できる現代です。
より楽なコミュニケーションを選択することが求められ、結婚への願望も薄れていきます。
結婚に価値を見出せない若者
二つ目は、結婚に価値を見出せない若者が増えていることが原因です。
自分が生まれた時代が、すでに少子化であるとき、兄弟がいなく一人っ子で成長する機会も増えます。
その結果、一人で親の愛情を受けて育つので、親離れが難しくなります。
いつまでたっても子どもは、自分が親になる意識をもつことができません。
その結果、結婚についても現実味を持てず、自分が生きていければそれでいい、という意識が広がります。
沢山の人と関係を築くことへの欲求がなくなる
三つ目は、少子化だと自分が接してきた人の数が少なく、沢山の人と関係を築くことへの欲求がなくなるからです。
自分の周りに人と多くつながって豊かに生活している人のモデルがないと、それを想像することは難しいです。
たとえば、ひ孫が10人いるおばあちゃんが近くにいなければ、その良さはなかなかわかりません。
結婚をすることで、子孫繁栄すること、つまりは自分の人とのつながりを多くすることへの関心が薄れてきています。