高齢出産という言葉には、不安やリスクといったイメージがつきものです。
実際に経験するまでは、私自身もネガティブな情報ばかりが頭に浮かんでいました。
今回は、35歳で初めて出産した私が、実体験として感じたメリットとデメリットを、気持ちの面も含めて整理してみたいと思います。
【高齢出産で感じたメリット】
35歳で出産したことで、まず大きかったと感じたのは、生活面での落ち着きでした。
それまで夫婦それぞれが仕事に向き合い、ある程度の貯蓄ができていたことは、精神的な安心感につながっていたと思います。
お金に余裕があったからこそ、必要なベビー用品を落ち着いて選ぶことができ、「これで大丈夫かな」と焦る場面が少なかったのは助かりました。
選択肢を前にしても、気持ちに余裕があるだけで、ずいぶん違うものだと感じます。
また、出産前に自分のやりたいことを一通り経験していたことで、「まだこれをやりたかったのに」という後悔が少なかったのも、心の面では大きなポイントでした。
子育てに向き合う覚悟を、自然に持てていたように思います。
【高齢出産で感じたデメリット】
一方で、年齢を重ねてからの妊娠・出産は、体力面での負担を強く感じる場面もありました。
妊娠中は、特別に何かをしていなくても疲れやすく、「今日は何もできなかったな」と思う日が続くこともありました。
出産後も、子どもと一緒に体を動かす時間が増えるにつれて、体力の差を実感することがありました。
公園で遊んだあとにぐったりしてしまい、「もう少し若かったら違ったのかな」と考えてしまったことも正直あります。
精神的には落ち着いていても、体力が追いつかないと感じる瞬間があったのは、高齢出産ならではの一面かもしれません。
【それでも、結果的に感じていること】
体力的に大変だと感じる場面があっても、年齢を重ねたうえで迎えた出産だからこそ、子どもの存在がとても愛おしく感じられています。
日々の小さな成長にも、自然と目が向くようになりました。
高齢出産になった背景には、「自分の人生に納得したうえで家族を持ちたい」という思いがありました。
その気持ちがあったからこそ、今は育児に集中できているのだと思います。
妊娠中は年齢ならではの不安もありましたが、夫と話し合いながら、一つずつ気持ちを整理してきました。
高齢出産にはメリットもデメリットもありますが、最終的にどう感じるかは、その人の価値観や状況によって大きく変わるものだと感じています。


