昨年のクリスマスは、
今お付き合いしている彼と、初めて一緒に迎えるクリスマスでした。
付き合ってまだ間もない時期で、
「どんな一日になるんだろう」
と、素直に楽しみにしていたデート。
でも同時に、
このクリスマスを過ぎたら、
彼が海外留学に行ってしまうことが決まっていました。
楽しみと寂しさが混ざったクリスマス
お互い都内で暮らしていましたが、
留学準備のため、彼は家を引き払い、
クリスマス当日は茨城県の実家に戻っていました。
私の家からは、約100キロ。
会える時間は、ほんのわずか。
「今年は会えないかもしれないね」
そんな話もしていたので、
一緒に過ごすこと自体、半分諦めていました。
それでも会いに来てくれた彼
それでも彼は、
車を走らせて会いに来てくれました。
都内で合流して、
イルミネーションを見て、
少しだけゆっくり食事をして。
特別なことをしたわけではありません。
でも、
「一緒にいられる時間」を
一つひとつ大切にしているのが伝わってきました。
数時間のための100キロ
デートの時間は、本当に短くて。
気づけば、あっという間に帰る時間。
彼はまた、
100キロ先の実家へ車で戻っていきました。
ほんの数時間のために、
往復200キロ近く運転してくれたこと。
その事実が、
胸にじんわり残りました。
特別じゃないのに、忘れられない
高級なレストランでもなく、
長い時間一緒にいられたわけでもありません。
でも、
「会いたいと思ってくれたこと」
「時間を作ろうとしてくれたこと」
それだけで、
十分すぎるほどでした。
思い出に残るクリスマス
このクリスマスデートは、
今でもふと思い出します。
寂しさもあったけれど、
それ以上に、
大切にされていると感じた一日でした。
遠くに行ってしまう前の、
初めてのクリスマス。
短い時間だったからこそ、
強く心に残っているのかもしれません。


